名詞編(いつだったかな?)に引き続き、今日はスワヒリ語動詞編
名詞のクラス分けがスワヒリ語の特徴なのは前述の通り
今回の動詞にも大きな特徴がある
動詞がひとつの「節」となって、「誰が、いつ、誰に、何をするか」を全て表すところである
「誰が・何が」を表す主辞
「いつ」の時制
「誰に・誰を」の目的格
「何をするか」の動詞
この順番につなげるだけでOK
主辞は主語が誰かによって変化する
主語が人の場合の節の組み合わせは
主辞 + 時制 + (目的) + 動詞
ni(私が) na(現在) ni(私に)
u(あなたが) li(過去) ku(あなたに)
a(彼・彼女が) ta(未来) m(彼に)
tu(私たちが) me(完了) tu(私たちに)
m(あなたたちが) sha(完了) ku(あなたたちに)
wa(彼らが)
wa(彼らに)
※主語が人でない場合は、名詞のクラス分けに従ってさらに主辞や目的格を変化させる
たとえば
・私は(ni)、いま(na)、寝る(-lala) = Ninalala.
・あなたは(u)、むかし(li)、本を読んだ(-soma) = Ulisoma.
・彼らは(wa)、これから(ta)、食べる(kula) = Watakula.
・ペンが(i)、たった今(me)、落ちた(-anguka)= Pen imeanguka.
・彼は(a)、むかし(li)、私に(ni)、くれた(-pa) = Alinipa.
発音も至ってシンプル
最後から二番目の母音にアクセントを置きながらローマ字読みすれば完璧
(rとl、bとv、sとshなどの発音には一応違いがあるが気にしなくても十分伝わる)
Ninalala. Umesoma. Watakula. Alinipa.
熟語表現が少ない代わりに動詞の変化形を用いるのも特徴
動詞は基本的にaで終わるが、語尾の形を少し変えるだけで「〜する」から大きく意味が変わってくる
〜しなさい 動詞を単品で使う(Lala!,Soma!,Kula!・・・)
〜される 語尾の-aを-waに(-ibiwa,-chukuwa,-sumbuwa・・・)
〜してあげる -aを-eaまたは-iaに(-pelekea,-endelea,-hamia・・・)
自然と〜になる -aを-kaに(-anguka,-katika,-pasuka・・・)
〜させる -aを-shaまたは-zaに(-fagisha,-safisha,-ingiza・・・)
お互いに〜する -aを-anaに(-onana,-gombana,-pigana・・・)
以上。
これさえ覚えれば簡単な日常会話ができる
スワヒリ語の動詞はとってもカンタン
先週、8ヶ月切らないでいて伸び放題だった髪を編みに行ってきた
おでこからえり足にかけて一筋一筋編み込んでいくムニョーショと呼ばれる編み方だ
これがとにかく痛い
グイグイ引っぱる
イタタタタッ
痛イ痛イ
痛みと2時間闘っている顔が、相当悲惨だったのかもしれない
通りがかりのおばちゃんに、Uso unabunjika! と笑われてしまった
直訳すると、アハハ、顔が壊れているわ
スワヒリ語は語彙自体そう多くない
チャリもbunjika
車もbunjika
顔もbunjika
要は、なんでもグシャっとなればbunjika
やっぱりスワヒリ語はカンタンだ
anti masha salonのみなさん
左から2番目の人が Alisuka.(髪を編んだ)
真ん中のおばちゃんがAlicheka.(笑った)