電気のフンディ(技術を持っている人のこと)のイブラハムがやってきたのは先週。
日本でも使われているような普通のプレートを持ってきたけど、サイズが壁の穴に合わなくてその時は断念しました。
”次はドリルでちゃんと固定できるボックスタイプのやつを持ってくるよ〜”
”穴おっきいけどそれはちゃんと付くの?”
”大丈夫大丈夫〜!”
と自信満々に言い残して帰っていきました。
1週間後、確かにボックスタイプのやつを持ってきました。 が、
洗濯でちょっと目を離してる間に、なーぜかこんなことに。。
あぁあ、そんなとこに付けちゃって〜
ドリルですでにガッツリ固定してあり、こういうのに限ってもはやビクともしません。
”どうもサイズが合わなくて‥”
”だから先週言ったじゃん!”
”‥だよね”
”‥‥‥”
バツが悪そうにしてるイブラハム。
怒ることを忘れ、なぜか2人で大笑いしてしまいました。
機能的には電気が使えればそれでヨシですが、壁がカパッと口を開けている様子はなんとなく不気味。
またネズミとかトカゲとか出てくんのかなぁ。
ネズミはどことなくハムスターに見えなくも無いけど、夜中にベッドの周りをウロウロされると眠れません。
トカゲもこないだ踏んづけたばかりです。
今度おっきなプレートでふさいでくれることになりましたが、それまでの応急処置としてとりあえずテープで目張りすることにしました。
自分なりに精一杯やりましたが、
中途半端な半透明さが逆に向こう側への想像力をかき立て、悲しいかな不気味さが倍増してます。
はやく塞いでくれないかなぁ。
フンディたちは、”とりあえずオレに任しとけ”と言わんばかりで頼りになります。
プラスチックのイスと車輪があれば車椅子を作ったり、クルマが動かなくなってもその場でちょちょいと直してしまったり、壊れたハードディスクの部品もあっという間に修理してしまったり、ちょっと庭の草刈りのつもりがナタ一本で大木まで切り倒してたり。
たくましい筋肉と脳ミソと使える道具なんでもをフルに使って、たいていのことは器用にやってのけます。
ただ、”とりあえずオレに任しとけ”も突っ走りすぎるとフンディの自己満足になってしまうような気がします。
この国は、説明も同意もなくってのが本当に多いです。
「電子レンジにネコを入れないで」は行き過ぎだけど、せめて最小限の説明は大事です。
時代の流れに逆行するアンインフォームド・アンコンセントっぷりは何も今回に限ったことではなく、盲腸の手術を受けたのに「やっぱ胃を摘出しといたよ〜」みたいな話もありえなくない雰囲気をタンザニア全体に感じています。
今更ネズミごときで圭太らしくないね★ネズミは卒論で慣れてるんじゃん(*^^*)笑
それか、あのときの呪いなんじゃ?
にしても、圭太君文章力ありますね。いつの間にか夢中でいつも読ませてもらってます。
日本も暑くなってきましたが、そちらはかなり暑いんでしょうね。健康に気をつけてください!!!!!!