2010年03月26日

帰国の日

いよいよ帰国の日となりました。

Siku ya kuondoka imekuja hatimaye.






日本時間の23:20
ダルエスサラーム発の便で、日本へ帰ります。

Saa tano usiku ya Japani
nitaondoka Tanzania kurudi Japani kwa ndege itayoondoka DAR.








この2年間、たくさんの人にご心配をお掛けしました。
今こうして無事に任期を満了できることをとても感謝しています。

Nimekuonesheni wasiwasi mkubwa kwa muda wote wa miaka miwili.
Nakushukuni nyote mno kwa nimalize harakati zangu salama.









いろいろな出会いや別れが詰まった2年間
人に助けられながら生きていることを実感した、貴重な時間でした。

Miaka miwili inayo kukuta muhimu na agano,
kila siku nimehisi kwamba ninaishi na msaada, wa rafiki zangu na wenzangu.







背中を押してくださった方、支えてくださった方、本当にありがとうございました。

Ameyefadhili na ameyesaidia, asanteni sana kutoka kwa moyo.






再会の日を楽しみにしています!

Siku ya kuonana ndiyo changamko langu kabisa!
Tutaonana inshaallha.
ラベル:感謝 再会
posted by たいよう      at 10:36| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tz'n life


タンザニアに来てからの気持ちの変化をグラフにしてみた
こうして目に見える形にすると、この2年間の心境の変化が手に取るように分かる








□モチベーション

モチベーション.jpg

初めのみなぎる志も、リアルタンザニアを目にした瞬間から見事な下降線
タンザニア人不信に陥った2009.01、ついにもうこれ以上下がりようがないほどのピークに達す
モチベーションを保つのはとても難しい・・・




□充実感

充実感.jpg

やる気が下がれば充実感も下がる
仕事での充実感の不足分を、プライベートでなんとか埋めていた2年間
2008.12の登山や旅行で劇的に払拭されるも、そのあと超劇的に急降下
やっぱこの時期はね…




□生活環境

生活環境.jpg

電気と水にいいように左右された生活環境
2008.5と2009〜2010の計4ヶ月の停電、2008〜2009の半年断水
とりあえず最低限のインフラはないと…




□気分転換

気分転換.jpg

メルー山、キリマンジャロ、ザンビア旅行
気分転換のアップダウンは、旅の時期を如実にものがたる
ザンジバルへの来客時にもかなりリフレッシュできた




□精神衛生

精神衛生.jpg

大きな出来事から日ごろの些細なことまで、こまかい上下動を見せる精神衛生指数
楽しいことや悲しいことなど、ちょっとした感情の変化がよく現れている




□タンザニア人との交流

タンザニア人との交流.jpg

基本のん気なタンザニア人と話していると、自分が必要以上にいろんなことで悩んでるような気がしてくる
毎日のように遊んだ時期、あえて距離をとった時期
なんにしても、いつ家に来るんだ?といつも誘ってくれるタンザニア人友達の存在は貴重だった




□タンザニア 好感度

タンザニア 好感度.jpg

登山や旅行などの時期ときれいにマッチ
何かにぶちのめされても、雄大な自然はいつでも受け入れてくれる
海、山、サファリ。
アフリカ広しといえど、これほど大自然を楽しめるのはタンザニアくらいだ




□タンザニア人 好感度

タンザニア人 好感度.jpg

タンザニア人との交流度との美しすぎる反比例を示す2008
からめばからむほど、マイナス面ばかりが目についた悪循環の時期
その後順調に持ち直すも、2009.11プレスツアーで再下降
タンザニア人は、敬える人とそうでない人のギャップがあまりに大きいと感じた




□日本人との絡みたさ

日本人との絡みたさ.jpg

タンザニア人との交流があれば日本人と絡みたい!という衝動は抑えられるし、その逆もしかり
気の知れた日本人との交流、特に協力隊仲間との関わりで助けられた部分が大きかった




□日本恋しさ

日本恋しさ.jpg

やっぱ住み慣れた日本がいいなぁ・・・
日本人だもん
中盤からは、「帰りたい」というわけではなくとも日本のことを考える時間がけっこう長かった
帰国前、ついに日本が現実味を帯びてきてますます帰国欲求↑
















以上10項目を合計するとこうなる↓










トータル.jpg




全部をひっくるをめると「心のすこやかさ」グラフということになるかもしれない





この山あり谷ありのドラマ


よく見るとモチベーションに似た形をしている






モチベーションが高ければ心はすこやかでいられるし、逆に低ければすこやかではいられない








何事もやる気が必要。。



posted by たいよう      at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月24日

swahili辞書project!

swahili dic..jpg




同期のタンザニア隊員2人が中心となってゼロから作り出した、スワヒリ語辞書ソフトウェアが完成しました。





この2年間お世話になったタンザニアに対して自分達ができる恩返しは何か?
これは、その自問自答の末に出来上がった辞書です。


この辞書を通じて様々な人たちがスワヒリ語つながれば、結果的にきっとタンザニアのためになるはず
彼ら2人のアツい想いがぎゅうぎゅう詰まっています。




かゆいところにすっと手が届く、孫の手のように便利な日スワ−スワ日辞書。
一度使ってもらえれば必ず分かってもらえるハズ
まさに今タンザニアで使われている活きたスワヒリ語が満載で、スワヒリ世界に興味を持つ全ての人に絶対オススメです!!






NAKUTAKIENI KUJIHUSISHA KWA DUNIA YA KISWAHILI.

UPENDO NA AMANI !






無料ダウンロードはコチラ!
http://swahilidictionary.org/


posted by たいよう      at 17:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月23日

お見送り

今日、同期隊員8名がタンザニアから飛び立った



たくさんの思い出を胸に。
すてきな笑顔をタンザニアに残して。





s-CIMG0731.jpg





この同期隊員との出会いは、とてもとても大きな財産






一人ひとりが個性的でそれぞれ光るものを持っていて

いい意味で今まで見たことないような人種の人たち







互いに心の底から尊敬しあえるところ、そしてそれを互いに惜しみなく表現しあえるところ

そういうところが、本当に大好きだ






似たような生活環境で暮らし、同じように笑い、同じように悩んだ
だからこそ初めて分かり合い共感しあえることがある





これまでの20〜30年の間たがいに何の接点もなく交わることのなかった線同士が、青年海外協力隊、タンザニア、平成19年度4次隊という、たった一つのちっぽけな偶然で繋がりあえたこと



それは一つの奇跡なのかもしれない



でも、そのちっぽけな偶然は一生モノの絆に昇華した














帰国報告会


s-IMG_3402.jpg


隊員が真剣に活動に打ち込んでいる姿は、本当に美しかった



楽しそうな表情も苦しみにゆがんだ表情も、その横顔はいつも輝いていた

そして、活動を振り返る隊員の顔も輝いていたように感じた















真生さん、宇野君、おかーにゃ、ヒデ、リサさん、おさむちゃん、的場さん、嶺ちゃん





この2年間の思い出は一生忘れません



本当にどうもありがとう
そして、これからもよろしくね




今ごろはきっとドバイあたりかな

一足先に日本を楽しんでね!






s-DSC_0413.jpg
クワヘリ(さよなら)パーティー







帰国まで、あと4日!

ラベル:同期隊員
posted by たいよう      at 05:53| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月19日

ザンジバルをあとに

3月14日

1年10カ月を過ごしたザンジバルからダルエスサラームへ引き揚げてきた


引き揚げ直前に電気が復旧したザンジバル
思えば、その浮かれた気分も味わえないほどバタバタで忙しい毎日だった





ザンジバルでお世話になった人たちとの別れ


「もう会えなくなるなんて寂しいわ」
「気をつけて帰れよ。で、次はいつ来るんだ?」

もう来ない、とはなかなか言えない
そういう時には、こう言う
「旅費が手に入ったら会いに来るよ、神がお望みならね」



もうおそらく、アフリカの地を踏むことはないと思う





今その場で話している人もう会えないということ
自分でそう話しておきながら、その事実を受け入れていないのはむしろ自分だったかもしれない


またすぐに会えるような気分でサヨナラを告げてきた
妙にしめっぽい別れはなく、どれも明るくカラッとした感じだった

誰もがKila la heri.と声を掛けてくれる

そのとき握った手の温もりが、まだ手のひらに残る





仲の良かった人
いつも一緒にいた人


思い出す記憶はどれも明るく華やかだ


けんかばっかりしてた人も、ソリの合わなかった人も
今思い出すと、どの顔もキラキラ輝く笑顔で美しく飾られている
別れ際の最後の一瞬の笑顔がまぶたに焼きついている


その笑顔のおかげで、その人との思い出まで全て明るく楽しいものだったように感じる







思い出は、きっと美化されてゆく

つらかった経験も自分の糧になると思える日がいつか来る








タンザニアに来てよかった

ザンジバルに来てよかった



いま以上にそう思える日が待ち遠しい。





ラベル:引き揚げ 別れ
posted by たいよう      at 06:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月09日

活動を終えること

明日もう1日働けば、2年間の活動は実質終了!
その後は、引越しの準備やら書類の整理やら、帰国に向けていろいろやることが山積みだ


当たり前のように暮らしてきたザンジバルから引き上げるまで、あと1週間を切った








頭では分かってても、まだ何も実感がない

2年間どっぷり浸ってきた現実がある日急に現実でなくなること
それは同時に、非日常が日常に様変わりするということ

どうにもピンとこない






19日後、東京に降り立った自分の姿…





…想像できない。






そこに一人もタンザニア人がいない…





…想像できない。











2年間

いろんなことを経験し、いろんなことを感じ考えた
日本を恋しく思うとなかなか時間が経たないように感じたこともあった

だが

今になって振り返ると、あっという間に走り抜けたようでもある








走るといえば、今年もキリマンジャロマラソン走ってきた


5:30


今年は練習を怠けてしまったが、意外や意外、去年より速く走れた
走ってみるまでコンディションは分からないとつくづく思った


筋肉痛は治ったが、膝がまだ痛む
関節も2年分歳をとった…



ともあれ、タンザニアで計100キロ走破!











さて、

停電の島とも、もうおさらば



明日復旧というウワサ(政府発表)もあるが、この手の話に何度裏切られたか分からないので、もう戻らないものだと思っている

タンザニア人のウワサほどアテにならないものはない



最後に明るい夜を我が家で過ごしたいという思いがないではないけど…
日本でできない経験と思えば、まぁそれはそれでアリ









明日は最後の仕事のあと、ともにザンジバルで暮らした隊員と送別会


こうやって一つ一つの小さな別れを繰り返し、少しずつ帰国の実感が湧いてくるのかな









s-CIMG0473.jpg
脊損で下半身が全く動かなかったラマザン
現在、歩行器で歩く訓練中


s-CIMG0593.jpg
すっかり骨折もよくなり、他の人にちょっかいを出す元気まで出たマリアム


s-CIMG0444.jpg
荷重が怖かったのもなんのその
今では松葉杖なしでも歩けるようになったハミス


s-CIMG0582.jpg
夫の小脳障害を二人三脚で乗り越えてきたジュマ夫妻








帰国まで


あと




18日。



ラベル:活動終了 実感
posted by たいよう      at 01:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月08日

Mnemba Atoll

ぐーたら船頭の先に島が見える



s-PO20100106_0117.jpg



ザンジバルはウングジャ島の北東に浮かぶ小さな島、ムネンバ

この島はぐるっとサンゴ礁に囲まれたインド洋屈指のダイビングスポット





今日は、正月に行った新年ダイブの話を今さらお届け。









潜ったのはキチワニ(頭のところという意味)とアクアリウムというポイント

タンザニアの1月は暑さ真っ盛り
水温も温かいくらい



s-PICT0260.jpg



水深約20m
海底が砂地なのでどちらも透明度はそれほどでもないが(10〜15mくらい)、サンゴ礁が多い!
ストーンタウン近海よりもぐっと魚の種類が多い!





s-PICT0916.jpg





潮の流れに身を任せ魚と一緒に泳いでいれば、日常のゴタゴタや停電のストレスも忘れることができる

海に潜っている間、地上での現実をふと忘れられるとこがなんともいい。







s-PICT0200.jpg
触れると危険なオニカサゴ


s-s-PICT0210.jpg
小魚の群れ 


s-PICT0895.jpg
かわいい顔したヤドカリ


s-PICT0240.jpg
寄り添うハゼの仲間


s-PICT0247.jpg
カラフルなウミウシ


s-IMG_2471.jpg
浜辺を歩くムック






さすが母なる海
海というものはいろんな生きものの宝庫だ





ザンジバルに来て初めてダイビングに興味を持ち、なんとかライセンスを取った
島を離れるにもう1回潜って、2度と見れないかもしれないアフリカの海を目に焼き付けたい。




s-PO20100106_0116.jpg
s-PICT1325.jpg
s-PO20100106_0066.jpg

posted by たいよう      at 20:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月15日

☆ハイチに笑顔を★

↓ ハイチでの大地震に対して元協力隊員が立ち上げた義援金募集活動です ↓




2010年1月12日午後4時53分(現地)、ハイチ共和国でM7,0の大地震が発生し、死者は30万人にも達したと報道され、首都ポルトープランスは壊 滅状態です。この、エスパニョール島で起こった大地震は、私たちが活動していたドミニカ共和国内では大きな被害はなかったものの、国境を隣接するハイチ共 和国の悲惨な震災の現状は、決して他人事とは思えない出来事です。


今回の義援金募集活動は、ドミニカ共和国で共に活動したJICA青年海外協力隊OB/OGの有志ではじめました。私達は途上国での活動において、 末端地域で真に支援を必要としている人々に物資や支援などが届きにくい現状を目の当たりにしてきました。そこでこの活動の大きな目的のひとつに、ハイチの 被災地で支援を一番必要としている人々に物資を届けることを目指しています。


今回皆様からご協力頂く義援金は、ドミニカ共和国で活動する青年海外協力隊を通じスペインのNGO 180 gradosの協力も得て、ハイチにて医療・生活物資・食糧など必要物資を調達し、ハイチ共和国へ届けます。NGO 180 gradosは既にハイチ共和国へ緊急支援活動をして、援助の対象地域や対象者なども決定しています。


この活動にご協力頂ける皆様には、一口100円(100円・200円でも!!何口でも結構ですのでお願いします!!)から下記の専用口座までお振 り込み頂けますようお願いいたします。同時に緊急の支援活動としたいため、第一期は平成22年2月26日(金)までとし、その後は引き続きお知らせいたし ます。



ご協力いただける皆様には、下記メールアドレスまで、1)氏名2)所属3)E-メールアドレス・ご住所4)ハイチの人々や、現地で活動する関係者 への応援メッセージなども加えて頂き、ご一報いただけますと幸いです。随時、現地の様子や活動の進捗に加え、収支報告を送らせていただきます。この活動に 多くの皆様からご協力を得て、ハイチ共和国で地震の災害にあわれている方々へ必要物質を届けたいと思います。皆様のご協力、どうぞよろしくお願い申し上げます。




振込銀行: 三菱東京UFJ銀行 梅田支店
口座番号: (普)0092376
口座名義: モリタ カナコ 
PCメールアドレス: canakom39@gmail.com 
Cel:080-4326-2848 canakom39@softbank.ne.jp 

発起人 青年海外協力隊 ドミニカ共和国派遣OV
代表:19年度3次隊(村落開発普及員) 森田 佳奈子
経理:19年度1次隊(看護師) 菅原 千賀子
幹事:19年度1次隊(村落開発普及員) 江口 栄司
   19年度2次隊(作業療法士) 冨田 千尋
   19年度2次隊(環境教育) 日向 淳
   19年度3次隊(予防接種在庫管理)鈴村 剛



以 上


ラベル:義援金 被災者
posted by たいよう      at 20:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月11日

帰国日


電気の戻らないザンジバルを捨て本土を旅したりしているうちに、早いものでもう2月も中旬。



さて

長かったタンザニア生活を終え日本に帰る日が、ついに決まりました。


3/26  タンザニア発
  27  関空着 → 羽田へ
  29.30 都内で手続き・オリエンテーションその他もろもろ


その後、晴れて自由の身となります。。






もう頭の中は日本日本日本…

めくるめく近未来ハイテク国家、ジャポン。



いよいよ、です。


ラベル:帰国  日本
posted by たいよう      at 21:16| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月07日

スマコレ10’

s-IMG_9997.jpgs-CIMG7766.jpgs-IMG_8252.jpgs-CIMG3831.jpgs-IMG_8557.jpgs-P9270296.jpgs-CIMG0077.jpgs-IMG_5341.jpgs-IMG_4670.jpgs-CIMG0083.jpgs-IMG_7143.jpgs-P9270301.jpgs-PICT0001.jpgs-IMG_8565.jpg
posted by たいよう      at 20:32| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今年の抱負は…

やってまいりました2010年
タンザニアに来てからもう21ヶ月経ったことになります


早いな〜。。



いや、早いのか?




早いのか早くないのか、
んー、まぁまぁ早い くらいかな








新年の一発目ということでやはり今年の抱負を。

今年は欲張って2つ





「イライラせずに楽しんで生きる」

もうイライラカリカリしない。
ここ4日ほど心を入れ替えて菩薩の心で取り組んでいます
こちらの心のありようによって相手との関わり方も変えていけるとつくづく感じます
今のところいい感じで実践中。




もう1つは

「人のいいところを見つけられる人間になる」

これはある隊員仲間を見て美しい・見習いたいと思ったから
誰かのせいではなく、誰かのおかげと思える生き方って、すごく健康的ではないでしょうか









さて、活動もいよいよ終盤です

気がつけばタンザニアでも最古参の隊次になり、ついに帰国というものが見えてきました






『ボランティアにとっては「どれだけすばらしい成果を残せたか」だけでなく「どれだけ相手を尊重し真心で接することができたか」が重要』   


これはボランティアOBが広報誌に寄せた一言、
いい言葉だ!!


子供たちの笑顔のように、いつも朗らかにニコニコしてたいものです。






残りの3ヶ月弱、
気負わず無理せず、のんびりタンザニアンライフを満喫し、悔いのないよう過ごすぞ〜





ラベル:抱負 朗らか
posted by たいよう      at 20:08| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

明けまして2010!

みなさん

新年あけましておめでとうございます。







s-IMG_0083.jpg
初日の出のキウェングワビーチ







昨年もいろいろお世話になりました。



今年もそうぞよろしくおねがします。



ラベル:新年 初日の出
posted by たいよう      at 19:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月29日

日本のみんなも、世界のみんなも

とまぁ、いろいろ長くなりましたが最後に一言だけ





これを見てくれてるみなさん、

今年もいろいろありがとうございました。
よいお年を〜!!














s-CIMG9988.jpg

来年がさらなる飛躍の年になりますように








s-IMG_5331.jpg

世界に一つでも多くの笑顔が生まれますように





posted by たいよう      at 02:46| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

年の瀬に

セミの鳴く蒸し暑いクリスマスに大掃除
夜はローソクのもと汗だくでせっせと年賀状
相変わらず季節はずれだし、いまどきローソクなんてって感じだが、そういう12月を送っている
キャンドルと呼びたいが、目の前にあるのはどう見てもしなびたローソクである


イブの夜は、隊員・JICA専門家の4人でクリスマス会 in 中華飯店
チャーハンを前に聖夜のプレゼント交換
テーマはずばり。

「停電の長夜を楽しめる一品」笑


思えばいろんなことがちぐはぐだった気がする








s-PICT0001 (7).jpg




停電が今年中に直る気配はないが、ともあれ2度目の師走がもう終わろうとしている




さて、2009年が終わる

思えば、この一年本当にいろんなことがあった



自分の知らないことに積極的に興味を持ち、2008年以上にいろんな経験を積み自分を磨く。

年の初めに掲げた抱負は、まずまず達成できたかな。
どれもこれも少なくとも日本では体験できないようなことだったし、その分ものごとに対する視野や視力、感度が高まったと勝手に思っている

アルバムを繰るまでもなく、その一つ一つが昨日のことのように思い出される
きついことも投げ出したくなるようなことも日常茶飯事だったが、一生の思い出に残るような貴重な経験ができたことも確かだ

長い目で見れば、どれもきっと自分にとってプラスの経験になる






やがて2010年がやってくる

年越しの連休は東海岸のマテムウェビーチで過ごすつもりだ
ビーチで初日の出を拝んで、ニューイヤーダイビング!

ダイブスポットの宝庫と言われるザンジバル
「インド洋の秘宝」とは?

これを確かめないわけにはいかない。



こうなりゃ季節はずれをとことんまで楽しもう。








s-CIMG0156.jpg
もらったプレゼント
ヤシの葉ウチワ(ファンが使えないので重宝)とクリスタルミント(あぶって肌に塗れば超爽快)


ラベル:師走 抱負は
posted by たいよう      at 02:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Heri ya X'mas


12月25日。

祝日のこの日、なんだか久しぶりの感覚で目を覚ました



ん〜。 この音は――







クリスマスの朝にはいろんな思い出がある


眠りから覚めると枕元にレゴやプラモデル、はたまた長靴の容器に入った駄菓子などが毎年手を変え品を変え置かれていて、朝から兄弟で大はしゃぎしていた思い出だ

時には「洗濯機の中を見よ」「車庫へゆけ」と指示された手紙を順にたどった先にプレゼントが待ち受けていたこともあった

そういう記憶は、20年近く経った今でもほっこりとした気持ちを呼び覚ましてくれる








そして今年のプレゼント…



その音に導かれて風呂場へと向かう中、期待は確信へと変わった

それはくすんだ蛇口から流れ落ち、バケツでバシャバシャと弾ける「水」だった。





クリスマスの朝に水が帰ってくるなんてなかなか粋なことをしやがる、と一人ごち

とりあえず寝ぼけ面をゴシゴシ
洗濯カゴにたまった洗濯物もゴシゴシ
ついでに洗う必要ないものまでゴシゴシ

水の量を気にすることなく石けんを泡立て、豪快に洗う
ついでに家の中もピカピカにしてみた



ふぅスッキリ!




今年の垢、しっかり落としました。










s-IMG_0005.jpg

街中のとあるホテルで
このサンタは、アカはアカでもズボンを降ろしている










posted by たいよう      at 01:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月28日

いびつな発展


タンザニアも日本も、ある程度の距離をもって客観的に眺められる今だから感じられることがある

一見徐々に発展しつつあるように見える物事のあり方について、最近よく感じること。




ここタンザニアのケータイ電話の普及率はすごい
街行く人はだれもがケータイを手にしていて
日本の普及率を上回るという統計にもうなずける
電気の通ってない村にまでケータイの波は広がりつつある
そういう人は、週に1,2度隣の村まで自転車を飛ばして充電しに行くそうだ
そこまでして、、と思ってしまうが、1度その便利さを知ると
手放すことはできないようだ
停電のいま、ここザンジバルでも人々は充電する機会を求めて電気のある場所を探し歩く状態が続いている



日本でも誰もがケータイを持っている
気がつくと通話やメール以外のわけの分からない機能が増えた
例えば、最近はフェイク着信なる機能まで登場していると聞いた
「暗い夜道での一人歩きのときに通話しているように見せかけて、通り魔・変質者等に対して牽制し、またそうすることで使用者が心理的に安心感を得ることを想定した 」とっても便利な機能で、「実際に通話していないことを悟られては意味がないため、使用者にはある程度の演技力が要求される」
らしい
実際には、早々に人との話を切り上げる口実に利用されたりすることが多いのではと思う
そんな機能に頼らなければならない・頼ろうとする気持ちが生まれる社会に、なんだか疑問を感じる





水・電気といった基本的なインフラ整備や固定電話というプロセスをすっ飛ばして一気にケータイが普及したり、本当に必要なのかというような機能が先を競って開発されたりする 


どちらも、見ていて気味が悪い




なんだか物質的な発展に頼りすぎているような気がする
物に囲まれれば囲まれるほど、心のふれあいが空虚になってゆくような気がするのは自分だけだろうか




地球環境や人と人との繋がり

その他もろもろを犠牲にしてまで突き進む文明という名のエゴのベクトルは、これから先一体どんな方向に進むのだろうか
それもきっと加速度的に。







2年ぶりの日本


掃除機にデジカメがついたり靴にワンセグがついたりしたらどうしようか
いや、逆にデジカメに掃除機がついているかもしれない



浦島太郎は、ゼロと言い切れないその可能性がちょいとばかりこわい。




ラベル:発展 浦島太郎
posted by たいよう      at 21:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月14日

Baraka ya Juaaaaa!

陽が昇り、陽が沈む




限られた生活時間の中で、太陽はいろんな表情を見せてくれる






s-IMG_5076.jpg

s-CIMG0043.jpg

s-CIMG9969.jpg

s-CIMG9983.jpg

s-CIMG8051.jpg

s-CIMG9999.jpg








暑い暑い言ってるけど、



太陽の恵みに感謝しなきゃなぁと思う、ここ4日。








ラベル:太陽 恵み
posted by たいよう      at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

また停電…

してしまった。



例の全島停電、今日で4日目









日が暮れると、ほんと真っ暗、
漆黒の闇!


暗いー



夜になるとやることがない
ロウソク点けようにも、暑い。






じゃあ開き直って停電を楽しめるか!?
ということで、がんばってプラスに考える






停電でよかったと思えることー




その1 


星がキレイ


外に出る。星を見上げる
ほんとキレイ。星空ってこんなに明るいんだって毎晩眺めてる







その2








……ない。

他にいいことなんてないな…




なにしろ停電してから水まで出なくなった





電気ナイ、水ナイ、

ついてナイ



停電の数時間前まで降ってた雨も、それから降らず…




s-PICT0001.jpg





原始人ってどうやって生きてたんだろ









政府の発表では全治3週間
まだまだ復旧の兆しなし

どうせ3という数字に具体的な根拠はないだろうから、まぁすぐにはなおらないんじゃない?ぐらいのニュアンスだろう


ふた月で直ればラッキーと覚悟してほうがよさそう







クリスマスも新年も
今年は原始的になりそうだ


posted by たいよう      at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月04日

ミズタマリ

PICT0002.JPG



水たまりのある風景が好きだ








小雨季のいま、毎日のようにスコールが降る

激しく雨を降らせたまっ黒な雲はあっという間に姿を消し、
すぐに青空と入道雲が現れる


PICT0004.JPG







水面に映る青がいい

雨上がりの空は一段と青い







CIMG9798.JPG



















最近は日中の気温もだいぶ上がってきて、雨上がりはムッとするような蒸し暑さで
汗が吹き出る




暑い。


でもこれからもっと暑くなる予感







また夏が来る。











NO RAIN,



s-CIMG9904.jpg







NO RAINBOW.



s-PICT0012 (3).jpg



posted by たいよう      at 21:47| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月27日

報われぬもの

2日後、ガーディアン誌に記事が載った


『ザンジバルPT不足の危機』と銘打たれた記事を要約するとこうだ

  PT不足の危機がムナジモジャ病院で深刻化している
  リハビリを目的に病院を訪れる外来患者は1日50名におよび、リハの対象である病棟に
  入院する患者は月間2300名にものぼる
  だが現時点で病院に籍を置く常勤のPTは1人もいない
  院長のジャミラ医師は語る
  「100万の人口をカバーするのに、PTは少なくとも10人必要だ
  現時点で国内に養成校が一つしかなく卒業生が少ないのが最大の問題
  養成校では、実習での技術的な面だけでなく保健医療が抱える人手不足の
  危機感こそを教えなければならない」
  だがこの病院は、医師、看護師、助産師、看護学生、諸外国の実習生などを含め、
  非情に人材が豊富であるー









見た瞬間、心の底からがっかりした
同時に怒りが込み上げた




最低10人のPT?
危機感を持て?


1人のPTを確保する努力もしない院長の狂言だけがクローズアップされ、僕が必死で伝えたタンザニア人へのメッセージはなかったこととして扱われた



そればかりではない
そこにはJICAという言葉もJAPANという言葉も、1つもなかった

JICAの援助など、完全に無視されたに等しい





今回は「プレスを通じて日本の援助の現状を広くタンザニア国民に発信すること」が目的ではなかったか?
そのコンセプトは一体どこに行った?
大使館で何度もブリーフィングを受けた記者がそれを知らないはずはない

その翌日、ビジネスタイムス誌に大きく写真が載ったが、記事と呼べそうなものは一文も載っていなかった
残りの3社は、いまだにその記事を載せていない







失望感、無力感、喪失感、怒り、悔しさ…
タンザニアに、また強く強く失望することになった



結局、伝えたかった思いは院長にも記者にも、誰一人として届かなかった。










ここでは報われないことがあまりに多すぎる






言葉で思いを述べることができても、それを本当に相手の心にまで伝えるということは難しい
プレスツアーを通し、ますますその思いを強くした


学びという意味ではよい経験になった
だが同時に、今後の活動のやる気をむしり取るのにも十分すぎるほどの出来事だった
自分のしていることにどれほどの意味があるのか、またしても自分の気持ちの足元がぐらついた





心にへばりついたタンザニアに対する負の感情は、そう簡単に払拭できそうにない


かつては活動の原動力でもあった「タンザニアのために」という意志
それも、吹き荒れる理不尽な南風を前に消えてしまいそうである



ラベル:失望
posted by たいよう      at 20:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。